会長の写真

 平成29年度から友田前関西地区部会長の後を引き継ぎ、関西地区部会長を仰せつかることになりました。私自身は、切削加工を専門としておりますが、砥粒加工学会では学術講演会(ABTEC)や国際会議(ISAAT)に古くから参加し、研究成果を発表させていただいております。これまで兵庫県内で勤務してきましたので、関西地区部会には大変長い間お世話になり、また深いお付き合いをさせていただいております。その間微力ながら長年幹事、地区部副会長をさせていただき、このたびは部会長として少しでもお役に立てればという思いでおります。

 砥粒加工学会のようにものづくりに直接関わる学会は、大学と産業界の連携、融和、切磋琢磨によって世界水準の生産技術を築き上げてきたことに大きく貢献してきました。このことは、今後も変わらないと思いますが、近年の厳しいグローバル競争の中にあっては、より産学連携の重要性が高まっていると感じます。特に、日本の企業の大多数を占める中小企業なくしては、グローバル競争に打ち勝っていくことはできません。より多くの優れた技術を持つ中小企業には、産学連携を進めていただくためにも学会を上手に活用していただけるよう考えていきたいと思います。

 関西地区には、大企業もさることながら非常に多くの多種多様の優れた技術を持つ中小企業があります。これまで長い歴史の中で諸先輩方が培ってきた産学交流の実績を礎に、さらなる交流を活発化し、新しい生産技術の研究開発、高度なものづくり人材育成につながっていけばと考えます。諸先輩方が築いてこられた関西地区部会の力を活かし、会員の皆様とともに地域特有の強みを発揮しさらに発展できるよう、また、明るく楽しい関西地区部会にできるよう、会員皆様方のご協力、ご支援のもとがんばってまいりますので、よろしくお願いいたします。


公益社団法人 砥粒加工学会・関西地区部会
                   部会長 奥田 孝一 (兵庫県立大学)