2019年度 砥粒の日企画 オープンセミナー 「宇宙スケールの 精密加工・計測技術」
遥か何億光年もの彼方の天体を観測する天体望遠鏡には大口径でありながら数十ナノメートルの形状精度が要求される非球面光学系や、温度環境が大きく変化する屋外でも天体を高精度に追尾する精密機構が組込まれています。これらの技術は100年以上前から確立されていました。本セミナーでは天体望遠鏡や人工衛星搭載用観測機器の製造メーカーと国立天文台を訪ね、天文機器の製造方法やその応用技術から生まれた超精密表面形状測定技術、天文台での最新の研究テーマを学び、その製造現場と天体望遠鏡を見学致します。今後の産業界において要求される“大型超精密技術”の原点とその応用技術を見て知ることができます。
◆日 時:2019年11月14日(木) 13時00分~17時00分(12時30分より受付開始)