【2022年2月24日ハイブリッド開催】第107回研究会「AIを用いた工作機械への加工ノウハウ導入技術 ~熟練工技術のデジタル化と省人化によるものづくりを目指して~」
加工現場では熟練工のノウハウを伝承することが近年の課題であったが,今や熟練工自体が少なくなり,伝承すらままならないのが現状である.一方,近年では機械学習を用いたAI技術により,見た目や感覚によるものや数値化できなかったものをパターン化により分類できるようになってきた.
この技術を用いることで,熟練工が永年積み重ねてきた経験をデジタル化できる.そしてこれを工作機械に実装することで,誰でも熟練工のように加工できるようになることが期待される.そこで本研究会では,これまでの熟練工の感覚をAIを用いてどの程度工作機械に実装できるかを検討する講演を企画した.
主 催:公益社団法人砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会